2009/11/01

沈まぬ太陽

昨日久しぶりに映画に行った。もちろんこの街では初めてのことだ。

見た映画は山崎豊子原作「沈まぬ太陽」。国民航空で“赤”のレッテルを貼られた主人公、恩地元は会社の懲罰人事によりパキスタン、イラン、ケニアと転々と望まぬ海外勤務を10年間も強いられる。その後、国民航空の御巣鷹山ジャンボ機墜落事件の遺族世話係を経るなど、恩地の波乱に満ちた人生は続いていく。そしてラストシーンでは再びケニアの大草原で夕日を感慨深げに眺め、自分の人生を回顧している。

なーんて、ちょっとした映画解説者みたいなことを言ってしまった。原作も読んだことはあるけど、ホントよくできた映画だと思った。この映画を見て、自分の慣れない単身赴任生活であったり、また、小さな不幸感なんかがさらに小さく感じてしまい、見終わった頃には不思議なすがすがしさを感じた。

加えてこの日は11月1日。入場券を購入するときに気付いたのだが、なんとこの日は、ファーストデイスペシャルといって、毎月1日のサービスとして、おとなひとり1,000円で映画を見ることができるのだ。ラッキー!

まあ、いずれにしても充実した時を過ごすことができた。「イヤー、映画ってホント、いいもんですねぇ!」 。

この映画館は初めてだったかな?シネコンって言うんだよね。


渡辺謙が演じる主役の恩地元。原作のイメージ通り!






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