2011/04/10

あれから1か月


あの大地震から間もなく1か月。あっという間の1か月でした。
私が住んでいるこの街は一見平静を取り戻したかのようで、見上げると澄み切った青い空の向こうには、雪をかぶった山々を以前と同じように望むことができます。まるで何も変わっていないかのようです。
新学期が始まり、子供達も楽しそうな登校姿を見せてくれています。黄色い帽子に黄色いランドセルカバーが心を和ませてくれます。
でも、度重なる余震により、「もしかして、あの大地震よりもさらに大きな揺れが来るのでは」という不安感が常にあり、ついつい身構えてしまう癖がついてしまったようです。
不安感はそれだけではなく、あの恐ろしい原発事故。人はなぜ自らの手に負えないものを作り上げてしまったのでしょうか。そして安心できる生活は戻ってくるのでしょうか。今は誰しもこの問題が一番の心配ごとになっていることでしょう。

私の生活も一変しました。週末にサイクリングやジョギング、そしてジムトレーニングといった運動ができない状況にあります。はじめての単身赴任、今が踏ん張りどころです。落ち着いてよく考え、何としてもこの難局を乗り越えていきたいと思っています。自分にはできるはず!そう信じて頑張ります。こんなことでめげていたら今回の震災で亡くなられた方々、そしてその家族の皆様に申し訳ない。生き残った者の責任として精一杯頑張ります。

通勤途中の風景。青い空。遠くに白い山が。
変わらぬ青空
















そう、春は来ていました。この枝垂れ桜はもうすぐ咲きそう。
咲きそうな枝垂れ桜
















今回の惨事を知ってか知らずか、咲き始める花もあります。
こぶし?










前進する勇気を私に下さい↓
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4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

おとんです、
今日は暖かな、晴天でした。
こちらでは、余震には、驚きませんが、
やはり、被災地の方は、余震も心配と思います。
早く、原発もおさまればいいですね!
すみません、私のブログは、ノーコメントにしてます。

車町40番地 さんのコメント...

こんばんわ。
その後、いかがお過ごしでしょうか?
今までの穏やかな生活を取り戻すには、まだまだ時間が必要でしょうが(月並みな言葉で申し訳ありませんが)どうぞ元気で頑張ってください。
地震の被害とは無縁だった静岡の人間が、被害にあわれた方々に対しては掛ける言葉すら思い浮かびません。
ただただ、お元気でお過ごし下るよう願うばかりです。
一日も早く、好きな自転車であちらこちらと走り回ることので来る日が来ることを願って止みません。
それでは、また・・・

fugeedash さんのコメント...

おとんさん、どうもです。
余震は相変わらずです。この国、この星はどうなっちゃったんですかね?
そして原発。少なくとも今の問題を早く収集してほしいです。当地にとっても、この国、いや世界にとっても切実な願いです。

fugeedash さんのコメント...

車道40番地さん、どうもです。
当地もずいぶんと暖かくなってきました。地震当初、あんなに寒かったのに、いまではコートを脱ぎたくなってしまうほどの陽気です。
季節は確実に移り進んでいます。それとともにこちらの人たちも少しずつ元気を取り戻している気がします。少しずつですが。
ただ、原発がどうなるか分からないので、いつでも逃避できるように準備は整えています。当地では原発問題をそれほど現実問題としてとらえているんです。
正直辛いですが、皆そんな気持ちをおくびにも見せていません。強いものです。