2013/05/19

エピローグ ~ 彼の地を再訪問

思い出のサイクリングロード。青空が迎えてくれた。
昨日、2年ぶりにあの単身赴任先を訪問してきました。当時お世話になった上司が定年退職を迎えるということで、10名ほどの有志が送別会を催すために東京から乗り込んだのです。

多少早めに現地に到着した私は、レンタサイクルで懐かしの場所を巡ってきました。当地を離れてからたった2年のことなので、思い出の場所は皆変わることなく、普通に、あの時と同じように時間が流れていた。多少ほっとしたような、それでいて、あのときの苦しかった思い出が蘇ってきて、なんともいえない複雑な心境。それでもやはり懐かしかった。胸が熱くなった。涙が出そうになった。
サイクリングロード、裏山、川の流れ、そして青い空。どれもあの時のまま...そう見えたんだけど、この街は目に見えない過酷な運命の中に今も居続けている。この地に生活する皆さん、おざなりな言い方で申し訳ないけど(適切な言葉が見つからないんです。ごめんなさい)、どうか、強く生きてください。真に青い空を見ることができる、その日まで。
裏山からの眺め。あの時と同じだった

市内各所に設置されていた測定器

2011/08/19

再開した家族との生活(最終回)

さて、かくして単身赴任が終了した私は、無事引っ越しも終わり、いよいよ2年ぶりに待ち望んでいた家族との生活をスタートさせました。
2年ぶりの家族と共に過ごす生活は、少しだけ大きくなった子供達が皆それぞれに予定があったりとか、私も歓迎会続きで夜遅くの帰宅が続いたりとかで、なかなか家族全員が一堂に会することはないけれど、それでも私自身は、「この家に家族と共に暮らせている」といった安心感というか、満足感を得られているので、とても幸せを感じながら生活できています。
家族はどう感じているかは分からないけど、2年間のブランクはすぐに取り戻せるのではないかなと思えるくらい、新しい生活はスムーズに始まりました。
これからは、私も家族も単身赴任期間で得たものを忘れることなく、日々感謝の気持ちを持って頑張っていきたいと思います。とりあえず私は単身生活で習得したアイロンがけを毎週末に実践することとなってしまいました...(笑涙)。

ところで新ブログですが、大好きな自転車ネタと都内のポタリングネタを中心に本日からスタートすることとなりました(http://fugeedash-sct.blogspot.com/)。これまで同様、ご贔屓にお願いいたします。ではまた、新サイトでお会いしましょう。今まで当サイトをご覧いただき大変ありがとうございました。

タイトルバックに使ったご近所の公園の風景です。

2011/07/09

単身赴任解消...突然の辞令

昨日、突然の辞令が出て、本社に戻ることとなりました。結局、私の単身赴任生活は、ちょうど2年間で終わりとなり、再び家族と一緒に暮らすことができるようになりました。
3月にあの大地震があり、復興に向けて「これから」というこの時期、しかも2年間という、なんとも中途半端な期間で戻って来いだなんて、私の単身赴任はなんだったのでしょうか。正直、非常に複雑な心境です。
でも、そんなことを言っても始まらないし、家族の元に帰りたいと思っていたことは事実ですし、ここは素直に喜ぶこととします。

2年間の単身赴任生活、この間、苦しいことがたくさんありました。慣れない仕事に得意でない人間関係の構築、そして一人生活。今、振り返ってみると、どれをとっても我ながらよくやってこれたもんだなと思います。おそらくですが、この裏側には日頃の規則正しい生活、食事や運動などで気を遣った健康管理など、生活の基盤をしっかりしようと心がけたことが良かったんじゃないかなと思っています。
ちなみに当地でのサイクリング総距離は約1,700kmと、目標としていた100km/月には到底及ばなかったですし、特に今年は満足のいく走りが出来なかったので心残りとなりました。

とはいえ、これまでブログの中で応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。特に単身生活を続けている諸先輩方におかれては、これからも力強く頑張ってください。私は先に元の生活に戻りますが、皆さんの早期帰還を陰ながらお祈りしています。
そして、何といってもよそ者の私を暖かく迎えてくださった当地の皆さん、心から感謝しております。皆さんの協力がなければ、充実した単身生活を送ることができなかったでしょう。2年間という短い間でしたが、ここでの生活はかけがえのない私の財産となりました。またいつの日か、当地を訪れたいと思っています。

このブログは閉鎖しますが、ブログの虜となってしまった私としては、戻ってからも新しいブログを開設しようと思っています。このブログの次回投稿を最終回とし、新ブログをお知らせしようと思いますのでぜひそちらもご覧下さい。
なお、次回投稿は引っ越しが落ち着いて、準備が整ってからになると思いますので、1か月程度先になると思います。それまでしばしのお別れです。ではでは。

単身赴任の原点の場所。私の心を反映してか、曇り空...。
思い出の場所











これまでありがとうございました↓
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2011/07/03

Nobody parks

今日はちょっとだけセンチメンタルな投稿です。

この公園はかつて元気な子供たちの声で賑わっていました。
でも、今は誰もいません。これが、この町の現状です。
私は思います。いつになったらこの公園にあの頃の光景が戻ってくるのかを。そして私は願います。いつの日かこの公園に子供たちの笑顔が戻ってくることを。


日曜日の午後。誰もいません...。
誰もいない公園












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2011/07/02

ご無沙汰チェーン清掃

今日、久々にチェーンを清掃しました。
本当はこまめにするべきなんだろうけど、なんだかんだで半年ぶりの清掃です。さぼってました。
久しぶりの自転車いじりは、なんだか楽しく、ついでにフレームまでもピカピカにしました。今日のチェーン清掃は、ウエスにパーツクリーナーを浸み込ませてチェーンを挟み、ペダルをぐるぐる回す方式。じゃんじゃんと汚れが取れていきます。
チェーンって、拭けば拭くだけ汚れが出てくるんですよね。だからきりがないような気がするけど、その分着実にきれいになるから、今日はこの作業を1時間くらい続けました。

清掃後は、2月に買ったまま使っていなかったセラミックワックスルーブをチェーンにぬりぬり。ちょっとしたテスト走行をしたところ、これが凄い。ペダルが軽いのなんのって。チェーン清掃プラス新オイルのダブル効果がペダルを一気に軽くしてくれたようです。この調子で早くサイクリングに行きたいな。

準備はいたって簡単。これだけです。
チェーン清掃始めます
















ペダルぐるぐるの様子です。
チェーン清掃中















清掃前。結構汚れてます。
清掃前。汚い















清掃後。うっ...これでもきれいになったんです...。
清掃後。きれいになったはず










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2011/06/26

蛍の光

私の住んでいる街の近くに野生のホタルが多く生息していることで、地元では有名な小川があるんです。以前から見に行きたいなと思っていましたが、見ごろが梅雨時期に限定されるがゆえ、なかなか行けないでいましたが、昨日そのチャンスが巡ってきました。
自転車で1時間ほどの場所にあるそこは、田園から山間に向かう小川で、到着すると地域の蛍保存会の人たちが見物客の案内や交通規制などで忙しそうにしていました。

係の人によると、ホタルが光り始めるのは本格的に暗くなる8時前くらいかららしいので、まだ少し時間のある私は、しばらく川の周りをうろうろしながら一丁前にカメラのセッティングなんかしたくらいにして、時間をつぶしていました。
7時半を過ぎ、辺りがようやくほの暗くなり始めたその時に気づいたのがカメラのバッテリーがわずかしか残っていないということ。「やばい!」この日のためにネットでホタルの撮り方を入念に調べ、暗闇での撮影の練習もしてきたのに、今日に限ってバッテリーが....。
で、結局撮れたのは3ショットのみ。こんな初歩的なミスをするとは...。ショボン...。

当然、満足のいく写真など撮れるはずもなく、しょうがないので代わりに蛍の光は私の目にしっかりと焼きつけておくこととしました。それにしても、ホタルの光がひとつ、ふたつと見え始めたときや、川辺にホタルの光が無数に飛び交う光景を目にしたときの感動といったら、言葉にならなかったほどです。今度は家族にも見せてあげたいな。

何とか見られる写真が1枚。でも本物の感動は伝わらないですねぇ。











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2011/06/19

写真のお勉強 其の弐 ・・・ホワイトバランス

第2回目の写真のお勉強。今日はホワイトバランスについてです。
デジカメは頭の良い機械ではありますが、万能ではないようです。そこを補う機能の一つがホワイトバランス調整のようです。さまざまな光源によってデジカメが必ずしも適切ではないカラーバランスを選択した場合(つまり自然色と違う色合いを設定した場合)、人の手によって色合いを調整してあげる必要があるようです。

今回私がテストのために目をつけた被写体は、晴天下の一本の木です。ホワイトバランスは、①オートモード、②太陽光モード、③曇りモードの3種類のホワイトバランスで撮影してみました。
この結果、一番自然な風合いに近かったのは、オートモードでした。やるじゃないですかGRDⅢ。でも太陽光モードでの晴れやかな雰囲気が私としては最も気に入っています。
と、まあ屋外での晴れの日では、このような結果になりましたが、室内の様々な照明の下では、このホワイトバランス調整機能は結構活躍するようです。私の場合、作品(とは、まだまだ呼べませんが...)の多くは屋外で撮ることになるでしょうから、大体はオートモードや太陽光モードで十分だと思います。

1回目の露出補正でも同じようなことを書きましたが、今回のホワイトバランス調整も撮影者がどう撮りたいかによるのではないでしょうか。記録のために自然色により忠実に撮りたいか、あるいはより自分の作風を出したいか、ということでしょうかね。
まあ、最初は基本を知ることが大事です。勉強することはまだまだたくさんありそうです。頑張るぞ、目標はPICASAウェブアルバムの「注目の写真」に載ることです。


①オートモード。私の記憶に一番近いんです。
WDオート





②太陽光モード。作品として残す一枚はこれです。   ③曇りモード。赤みがかっていて、印象と違います。
WB太陽光WD曇り

今日はこんな可愛い奴とも出会えました。






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